キーワードを入力し検索ボタンを押下ください。

ホーム
防災情報
各種データ・資料
知識・解説
気象庁について
案内・申請
ホーム > 防災情報 > 火山の状況に関する解説情報

火山の状況に関する解説情報: 霧島山(新燃岳)


過去の火山の状況に関する解説情報
火山の状況に関する解説情報一覧
火山名 霧島山(新燃岳) 火山の状況に関する解説情報 第30号
平成30年3月7日16時20分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台

**(見出し)**
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 新燃岳では、爆発的噴火が昨日(6日)から本日(7日)にかけて29回
発生するなど、噴火活動が活発化しています。新燃岳火口から概ね3kmの
範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石、及び新燃岳火口か
ら概ね2kmの範囲では火砕流に警戒してください。

**(本 文)**
1.火山活動の状況
 新燃岳では、噴火活動が活発化しています。
 爆発的噴火が昨日(6日)は18回、本日(7日)は11回発生しました
。昨日22時01分の爆発的噴火以降、弾道を描いて飛散する大きな噴石の
火口外への飛散がみられるようになり、最大で火口の中心から700m飛散
しました。噴煙の高さの最高は、本日06時15分の噴火による火口縁上3
000mでした。噴煙の高さが3000mまで上がったのは2011年4月
3日以来です。

 監視カメラにより、昨日18時20分から本日01時35分にかけて、火
口内の溶岩の盛り上がりを観測しました。また、昨日18時59分から本日
06時15分にかけて、火映を観測しました。

 火山性地震は多い状態が続いています。また、引き続き浅い場所を震源と
する低周波地震も発生しており、空振を伴う振幅の大きな地震もみられてい
ます。
 火山性微動は1日から継続して発生しており、振幅も大きな状態が続いて
います。
 3月3日からの火山性地震、火山性微動の回数は以下のとおりです。なお
、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。

              火山性地震    火山性微動
  3月 3日        213回       継続
     4日        320回       継続
     5日        151回       継続
     6日        482回       継続
     7日15時まで   291回       継続
 
 新燃岳では、さらに火山活動が高まる可能性があることから、今後の火山
情報に注意してください。

2.防災上の警戒事項等
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口から概ね3kmまで、火砕流が概
ね2kmまで達する可能性があります。そのため、火口から概ね3kmの範
囲では警戒してください。
 風下側では火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が風に流されて降る
おそれがあるため注意してください。
 2011年と同様に爆発的噴火に伴う大きな空振による窓ガラスの破損の
可能性がありますので注意してください。
 また、降灰が続いていることから降雨時の土石流にも注意してください。
 地元自治体等が発表する火山ガスの情報にも留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、8日(木)16時頃に発表の予定で
す。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>