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噴火警報・予報: 口永良部島


過去の火山の状況に関する解説情報
火山の状況に関する解説情報一覧
火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第89号
平成29年11月10日16時00分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台

**(見出し)**
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 11月6日から11月10日15時までの口永良部島の活動状況をお知ら
せします。

**(本 文)**
1.火山活動の状況
 口永良部島では、火山性地震は概ね多い状態で経過しています。
 火山性微動は観測されていません。

 11月6日からの火山性地震の発生状況は以下のとおりです。なお、地震
回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
  11月 6日       8回
      7日      15回
      8日      17回
      9日       7回
     10日15時まで  5回 

 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町、及び気象
庁が6日から9日に実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は
、1日あたり100トンから400トン(前回11月4日、200トン)と
2017年4月以降わずかに増加した状態です。

 新岳火口では、白色の噴煙が火口縁上概ね100m以下で推移しています
。

 GNSS連続観測では、火口を挟む基線で収縮が続いています。

 2015年5月29日と同程度の噴火が発生する可能性は低いものの、火
山性地震が概ね多い状態で経過していること、噴煙量や火山ガス(二酸化硫
黄)の放出量は、2014年8月の噴火前よりもやや多い状態で経過してい
ることから、引き続き噴火の可能性があります。

2.防災上の警戒事項等
 新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大
きな噴石及び火砕流に警戒してください。向江浜地区から新岳の南西にかけ
ての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、13日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>