キーワードを入力し検索ボタンを押下ください。

ホーム
防災情報
各種データ・資料
知識・解説
気象庁について
案内・申請
ホーム > 防災情報 > 噴火警報・予報

噴火警報・予報: 草津白根山


過去の火山の状況に関する解説情報
火山の状況に関する解説情報一覧
火山名 草津白根山 火山の状況に関する解説情報 第22号
平成29年6月2日16時00分 気象庁地震火山部

**(見出し)**
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 5月26日から6月2日15時までの草津白根山の活動状況をお知らせし
ます。

**(本 文)**
1.火山活動の状況
 火山活動はやや活発な状態で経過しています。
 東京工業大学によると、2014年以降、湯釜湖水は、高温の火山ガスに
由来する成分の濃度上昇が続き、火山活動が活発な状態であることを示して
いましたが、2016年半ばには、濃度の上昇傾向は止まり、2017年に
入って、減少傾向がみられ始めています。
 監視カメラによる観測では、引き続き湯釜北側噴気地帯や湯釜火口内の状
況に特段の変化は認められません。
 全磁力観測によると、2014年5月以降の湯釜近傍地下の温度上昇を示
唆する変化は、2014年7月には停滞していましたが、2016年夏頃か
ら温度低下を示唆する変化に転じています。

 火山性地震が一時増加しましたが、その多くは山頂から比較的離れた長野
県北部の地震です。地殻変動観測に特段の変化は認められません。

 火山性地震の発生回数(速報値を含む)は以下のとおりです。
             火山性地震
  5月 26日         1回
     27日        36回
     28日        25回
     29日         3回
     30日        16回
     31日         9回
  6月  1日         2回
      2日(15時まで)  1回

2.防災上の警戒事項等
 湯釜火口から概ね1キロメートルの範囲では、小規模な噴火に伴う弾道を
描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。地元自治体等の指示に従っ
て危険な地域には立ち入らないでください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るた
め注意してください。
 また、ところどころで火山ガスの噴出が見られます。周辺のくぼ地や谷地
形などでは高濃度の火山ガスが滞留する事がありますので、注意してくださ
い。

  次の火山の状況に関する解説情報は、9日(金)16時頃に発表の予定で
す。
  なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>