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噴火警報・予報: 口永良部島

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火山名  口永良部島  噴火警報(火口周辺)
平成30年 8月29日10時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台

**(見出し)**
<口永良部島に火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)を発表>
 居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生する可能性は低くなったと考えられますが、新岳火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性があります。
<噴火警戒レベルを4(避難準備)から3(入山規制)に引下げ>

**(本 文)**
1.火山活動の状況及び予報警報事項
 新岳の西側山麓のやや深い場所を震源とする火山性地震が15日に増加しましたが、16日以降は観測されていません。火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、10日から17日にかけて1日あたり900トンから1600トンに増加しましたが、18日以降は依然として多いものの1日あたり400トンから800トンに減少しています。GNSS連続観測では、口永良部島島内の基線で顕著な変化は認められていません。
 16日以降に実施した山麓及び上空からの観測では、新岳火口及び新岳火口西側割れ目付近の噴煙や熱異常域の状況に特段の変化は認められていません。
 このように火山活動の更なる高まりが認められていないことから、居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生する可能性が低くなったと考えられます。
 一方、8月に入ってから、新岳火口付近のごく浅い場所を震源とする火山性地震が増減を繰り返し、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が増加するなど、火山活動が高まった状態となっていますので、新岳火口から概ね2kmに影響を及ぼす噴火の可能性があります。

2.対象市町村等
以下の市町村では、火口周辺で入山規制などの警戒をしてください。
鹿児島県屋久島町

3.防災上の警戒事項等
 新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
<噴火警戒レベルを4(避難準備)から3(入山規制)に引下げ>

**(参考:噴火警戒レベルの説明)**
【レベル5(避難)】:危険な居住地域からの避難等が必要。
【レベル4(避難準備)】:警戒が必要な居住地域での避難の準備、要配慮
者の避難等が必要。      
【レベル3(入山規制)】:登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制
等。状況に応じて要配慮者の避難準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:火口周辺への立入規制等。
【レベル1(活火山であることに留意)】:状況に応じて火口内への立入規
制等。
(注:避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる)