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令和元年 台風第19号に関する情報 第41号

令和元年10月11日11時46分 気象庁予報部発表

(見出し)
大型で非常に強い台風第19号は、12日夕方から夜にかけて東海地方また
は関東地方に上陸する見込みです。東日本を中心に広い範囲で猛烈な風が吹
き、猛烈なしけとなり、東日本では記録的な暴風や大雨のおそれがあります
。暴風や高波、高潮、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重
に警戒してください。

(本文)
[台風の現況と予想]  大型で非常に強い台風第19号は、11日9時には父島の西海上を、1時間におよそ25キロの速さで北北西へ進んでいます。中心の気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルで、中心の東側370キロ以内と西側280キロ以内では、風速25メートル以上の暴風となっています。  台風は、日本の南を北北西へ進み、次第に進路を北東に変えて、非常に強い勢力を保ったまま、12日夕方から夜にかけて、東海地方または関東地方に上陸し、13日にかけて速度を速めながら東日本から東北地方を進む見込みです。その後、北海道の南東海上で温帯低気圧に変わる見込みです。  また、関東地方の太平洋側に前線が停滞しており、前線は次第に北上し、11日夜から12日にかけて北陸地方から東北地方に停滞する見込みです。 [防災事項] <暴風・高波・高潮>  東日本から西日本の太平洋側の海上では、11日夕方から非常に強い風が吹くでしょう。12日には、北日本から西日本にかけての広い範囲で非常に強い風が吹き、台風が接近・上陸する東海地方から関東地方を中心に、猛烈な風が吹くでしょう。    小笠原諸島では猛烈なしけ、沖縄地方では大しけとなっており、12日にかけて、猛烈なしけや大しけが続くでしょう。  東日本から西日本の太平洋側では、11日昼過ぎから大しけとなり、12日には東北地方から近畿地方にかけては猛烈なしけとなるでしょう。  12日には東海地方や関東地方を中心に、高潮のおそれがあります。高潮にも警戒してください。  12日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、   東海地方            45メートル(60メートル)   関東甲信地方          40メートル(60メートル)   近畿地方            30メートル(45メートル)   東北地方            28メートル(40メートル)   北陸地方、中国地方、四国地方  25メートル(35メートル)   小笠原諸島           23メートル(35メートル)   九州北部地方          22メートル(35メートル)   北海道地方、九州南部      20メートル(30メートル)     12日にかけて予想される波の高さは、   東海地方、関東地方、伊豆諸島  13メートル   近畿地方、小笠原諸島      10メートル   東北地方、四国地方        9メートル   北陸地方、中国地方、九州北部地方、   九州南部、奄美地方、沖縄地方   6メートル   北海道地方            4メートル です。  暴風やうねりを伴った高波に厳重に警戒してください。  その後、13日は東日本から東北地方にかけて猛烈な風や非常に強い風が吹いて、猛烈なしけや大しけとなるおそれがあります。    <大雨・雷・突風>  小笠原諸島では台風周辺の雨雲がかかり、これまでの大雨で地盤の緩んでいる所があるため、土砂災害に厳重に警戒してください。  11日は、台風の接近に伴って暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本太平洋側と東日本では、大気の状態が非常に不安定となって激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。  12日には、台風本体や台風周辺の発達した雨雲の影響で、西日本から東北地方の広い範囲で雷を伴った猛烈な雨や非常に激しい雨が降るでしょう。  台風は13日にかけて東日本から東北地方に進み、東日本を中心に総雨量が多くなって、記録的な大雨となるおそれがあります。関東地方と東海地方では狩野川台風に匹敵する記録的な大雨となるおそれがあります。  大雨の状況によっては、大雨特別警報を発表する可能性があります。  12日12時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で、   東海地方                500ミリ   伊豆諸島                300ミリ   関東甲信地方、近畿地方         250ミリ   四国地方                200ミリ   東北地方                100ミリ  その後、13日12時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で、   東海地方            600から800ミリ   北陸地方、関東甲信地方     300から500ミリ   東北地方、伊豆諸島       300から400ミリ   中国地方、近畿地方       200から300ミリ   北海道地方、四国地方       50から100ミリ です。   土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。  また、竜巻などの激しい突風や落雷に注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。 [補足事項]  今後の台風情報や、地元気象台が発表する早期注意情報、警報、注意報、気象情報に留意してください。   次の「令和元年 台風第19号に関する情報(総合情報)」は11日17時頃に発表する予定です。
警報や注意報に先立って注意を呼びかけたり、警報や注意報の内容を補足するために発表します。
また、少雨や長雨などに関する情報も、気象情報として発表しています。