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平成26年10月の地震活動及び火山活動について

報道発表日

平成26年11月11日

概要

平成26年10月の地震活動及び火山活動について解説します。

本文

  • 地震活動
    • 全国の地震活動
       震度5弱以上を観測した地震及び津波を観測した地震はありませんでした。
       全国で震度3以上を観測した地震の回数は15回、日本及びその周辺におけるM4.0以上の地震の回数は65回でした。

    • 「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」の余震活動
       「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」の余震は、次第に少なくなってきているものの、最大震度4以上を観測した地震が2回、震度1以上を観測した地震が57回発生するなど、引き続き岩手県から千葉県北東部にかけての沿岸及びその沖合の広い範囲で発生しました。

  • 火山活動
     御嶽山では、噴気活動や地震活動等が活発化する場合には、火口周辺に大きな噴石を飛散させ、火砕流を伴うような噴火となる可能性があります。
     桜島では、爆発的噴火が発生するなど活発な噴火活動が継続しました。
     口永良部島では噴火は発生しませんでしたが、引き続き火山活動は高まった状態で経過しています。
     西之島では、噴火及び溶岩の流出が継続し、新たに形成された陸地の拡大が確認されています。
     草津白根山では、湯釜付近の膨張を示す地殻変動が認められるほか、火山活動の活発化を示す変化がみられています。
     阿蘇山では、22日夜遅くから23日未明にかけて、中岳第一火口でごく小規模な噴火が発生したと考えられます。
     霧島山(新燃岳)では、北西数kmの地下深くにあると考えられるマグマだまりの膨張を示す地殻変動は、2013年12月頃から伸びの傾向がみられます。
     霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)では、火山活動が高まっており、24日に火口周辺警報(火口周辺危険)を発表しました。
     諏訪之瀬島では、噴火が時々発生するなど活発な火山活動が継続しました。
     蔵王山では、火山性微動が4回発生し、8日及び19日に御釜の湖面の一部に白濁が確認されています。

     その他の火山の活動状況に特段の変化はありません。

問い合わせ先

地震:地震火山部管理課 電話 03-3212-8341(内線 4581)
火山:地震火山部火山課 電話 03-3212-8341(内線 4538)

資料全文

参考資料


国土地理院のGNSSによる地殻変動観測については、 国土地理院ホームページの記者発表資料 を参照ください。

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