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平成26年3月の地震活動及び火山活動について

報道発表日

平成26年4月8日

概要

平成26年3月の地震活動及び火山活動について解説します。

本文

  • 地震活動
    • 全国の地震活動
       3月14日02時06分に伊予灘の深さ78kmでM6.2の地震が発生し、愛媛県西予市で震度5強を観測しました。
       全国で震度3以上を観測した地震の回数は10回、日本及びその周辺におけるM4.0 以上の地震の回数は72回でした。

    • 「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」の余震活動
       「平成23 年(2011 年)東北地方太平洋沖地震」の余震は、次第に少なくなってきているものの、震度1以上を観測した地震が82回(最大震度4以上を観測する地震は0回)発生するなど、引き続き岩手県から千葉県北東部にかけての沿岸及びその沖合の広い範囲で発生しました。

  • 火山活動
     桜島では、爆発的噴火を含む活発な噴火活動が継続しました。
     三宅島では22日に山頂付近の浅い所で、火山性地震が一時的に増加しました。
     西之島では、海上保安庁等の観測によると、噴火と溶岩の流出など活発な噴火活動が継続しました。
     霧島山(新燃岳)では、GNSS観測によると、新燃岳の北西数kmの地下深くにあると考えられるマグマだまりの膨張を示す地殻変動は、2011年12月以降鈍化・停滞していましたが、2013年12月頃から伸びの傾向がみられます。また、新燃岳周辺を震源とする地震が時々発生しました。
     諏訪之瀬島では、爆発的噴火やごく小規模な噴火が時々発生しました。
     草津白根山では、3月上旬や下旬に、湯釜から湯釜の南付近を震源とする火山性地震が一時的に増加しました。
     阿蘇山では、火山活動が低下したことから、12日11時00分に噴火予報を発表し噴火警戒レベルを1(平常)に引き下げました。

     その他の火山の活動状況に特段の変化はありません。

問い合わせ先

地震:地震火山部管理課 電話 03-3212-8341(内線 4581)
火山:地震火山部火山課 電話 03-3212-8341(内線 4538)

資料全文

参考資料


国土地理院のGNSSによる地殻変動観測については、 国土地理院ホームページの記者発表資料 を参照ください。

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