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桜島の昭和火口からの噴火について
噴火警戒レベルを3(入山規制)へ引き上げ

報道発表日

平成21年7月19日

概要

桜島では、今後、噴火活動が活発化するおそれがあることから11 時00 分に 火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)を発表し、噴火警戒レベルを2 から3に引き上げました。

本文

 桜島昭和火口(南岳東斜面の標高800m 付近)では、本年6月下旬からやや活 発な噴火活動が続いており、7 月に入ってから爆発的噴火が36回発生しました。 昨日(18日)16時08分と本日(19日)00時28分の爆発的噴火では、 昭和火口の南東約3kmに設置している空振計で100パスカルを超える空振 を観測しました。また、本日(19日)09時42分には87パスカルの空振 を伴い、大きな噴石が5合目まで達する爆発的噴火が発生しました。

 桜島昭和火口および南岳山頂火口の噴火活動はさらに活発化するおそれがあり、火口から2km 程度の範囲では噴火に伴う大きな噴石及び火砕流に警戒が必要です。風下側で は降灰、風の影響を受ける小さな噴石(火山れき)に注意が必要です。

 なお、桜島では山頂から概ね2km の範囲が立ち入り規制となっています。今 回の噴火警戒レベル3(入山規制)により、この規制の範囲は変わらず、従来 と同様です。

 詳細は資料全文をご覧ください。

問い合わせ先

気象庁地震火山部火山課
電話 03-3212-8341(内線4530)

資料全文



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