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長期再解析(JRA-25)アトラスの刊行について

報道発表日

平成20年1月21日

概要

 気象庁、(財)電力中央研究所は、共同で実施した長期再解析(JRA-25)の成果を気候図(JRA-25アトラス)として刊行しました。

本文

 JRA-25データは、これまで国内外の研究者や気象機関に広く提供され、その成果は水循環、気候監視、異常気象に関する詳細な解析のほか、季節予報や地球温暖化を始めとする気候研究のための基礎資料として活用されています。
 本再解析では、降水分布が詳細に再現されたほか、2004年3月に南大西洋で初めて観測されたブラジル沖のハリケーンも再現されています。

JRA-25アトラスの内容:
刊行物には、約70種類の主要な気象要素について、1979年~2004年までの26年間の年平均、季節別平均、年変動に関する図を掲載しているほか、一部の要素については、時系列図を掲載しています。
なお、JRA-25は海外の再解析と比較して次の特長があります(主なものを例示)。
・最も精度よく降水分布を再現している(理科年表に掲載)。
・世界で初めて熱帯低気圧の分布を示した。
以上については資料全文の「別紙・参考資料」をご覧下さい。

JRA-25アトラスの公開について:
刊行物は、国内外の研究者に配布すると共に、年平均、季節平均のほか月別平均の図を加えて、今年度中に気象庁ホームページで公開する予定です。

JRA-25データの利用状況:
 JRA-25データは、世界の40か国、500名以上の研究者に利用されています。

長期再解析(JRA-25)について:
長期再解析(JRA-25)については、平成18年5月19日付け報道発表資料『長期再解析(JRA-25)の計算完了について』をご覧下さい。


問い合わせ先

気象庁地球環境・海洋部気候情報課 
電話:03-3212-8341(内線:4224/3164)

資料全文


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