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警報・注意報について

雨が降っていないのに、大雨警報が発表されているのはなぜですか?

 大雨警報は、土砂災害や浸水害など、重大な災害をもたらす大雨が予想される場合に発表しています。

 自分の頭の上で雨が降っていないのに、大雨警報が発表されているケースとしては、以下の3つが考えられます。

(1) これから降る大雨を予想して発表している場合
 大雨警報は、重大な災害をもたらす大雨を予想した場合に発表しますので、大雨警報が発表された直後には、まだ雨が降っていないこともあります。大雨警報とあわせて、高解像度降水ナウキャストなどで、雨の状況をご確認ください。

(2) これまでに降った雨で土砂災害のおそれがある場合
 大雨によって発生する土砂災害は、土壌中の水分量が多いほど発生の可能性が高く、何時間も前に降った雨が影響して土砂災害が発生する場合もあります。 このため、すでに雨が止んでいる場合でも、それまでに降った雨が土壌中に浸透・貯留しているために土砂災害のおそれがある場合には、大雨警報の発表を継続します。大雨警報とあわせて、土砂災害警戒情報土砂災害警戒判定メッシュ情報などで土砂災害発生の危険度をご確認ください。

(3) 雨の降り方が局地的な場合
 大雨を含めた気象警報は、対象地域のわかりやすさや防災上の観点から、市町村単位で発表しています。このため、雨の降り方が局地的な場合、自分の頭の上では雨が降っていなくても、市町村内の他の場所では、重大な災害をもたらすような大雨となっている場合があります。大雨警報とあわせて、高解像度降水ナウキャストなどで、雨の状況をご確認ください。

暴風や高潮などが発生する前から警報・注意報が発表されている場合があるのはなぜですか?

 警報・注意報は、防災機関や住民に伝わって避難行動などがとられるまでに要する時間を考慮して、現象が「予想」された場合に発表しています。特に台風の進路予想により暴風や高潮などが予想される場合は、早めに対策が実施できるよう、現象が発生する前から十分な猶予時間をとって警報・注意報を発表しています。ただし、現象の予想が難しい場合には、結果として猶予時間が確保できない場合もあります。
 警報・注意報の本文では、暴風などの災害につながる現象が予想される時間帯について「10日夜おそくから11日朝にかけて」等の表現を行っています。

傘をさせない、自転車に乗ることが危険なくらい風が強いのに暴風警報を発表しない(または解除する)のはなぜですか?

 警報・注意報の発表基準は過去の災害発生との関係で市町村等防災機関と調整してきめています。また、警報・注意報は市町村等の防災活動に利用いただくとともに、避難行動に役立てていただいています。そして、警報・注意報は、防災機関や住民に伝わって防災活動や避難行動がとられるまでに要する時間を考慮して、基準に到達すると予想した場合に発表しており、基準を下回ったと判断したときに解除(または注意報に切り替え)しています。

 暴風警報の場合も、基準をを上回ると予想したときに発表し、下回って再び上回らないと判断したときに解除(または強風注意報に切り替え)しています。風の吹き方は絶えず強弱があり、最大瞬間風速は最大風速の1.5倍程度になることが多いですが、大気の状態が不安定な場合等では3倍以上になることがあります。また、地形や建物に影響されて局地的に強い風が吹くことがあります。(参考)風の強さと吹き方

警報・注意報の基準は、どのようにして決めるのですか?

 災害は、気象現象の強さとそれぞれの地域の社会的環境や季節などの違いにより千差万別です。気象台では、警報・注意報の対象となる地域ごとに過去に災害が起こったときの気象状況と災害との関係を調査して都道府県の防災機関とも協議し、災害の恐れがあるときの現象の強さの目安を作成しています。この目安を「注意報基準」、「警報基準」と呼んでいます。

 さらに、環境の変化、災害の様相の変化などに対応して常に点検を行い、適切な値に保っています。気象条件がこれらの基準に達すると予想されるときは、警報・注意報を発表します。基準は、防災機関へ知らせるほか、警報・注意報発表基準一覧表にも掲載しています。また、各地の気象台や測候所での閲覧も可能です。

警報の更新時刻は決まっていますか?

 天気予報とは異なり、警報や注意報は発表時刻や更新時刻が決まっているものではなく、発表時刻以降解除されるまでは有効です。警報は、雨や風などの気象現象によって重大な災害が起こるおそれがあるときに随時発表し、次に何らかの変更(当該警報の解除、警報の内容変更、他の警報や注意報の追加発表や解除等)が発表されるまでは、その警報が有効になります。例えば、気象庁ホームページを6時にご覧になって、お住まいの市町村に5時30分あるいは前日の21時30分等の発表時刻で暴風警報が表示されていれば、ご覧になった6時の時点でも警報が発表されている、有効である、ということになります。なお、気象庁ホームページは警報や注意報が発表されると数分以内に更新されますので、例えば5時55分に警報の発表があったとすると、6時の時点でまだ気象庁ホームページに反映されていない可能性がありますのでご注意ください。

隣の市は警報がよく出るのに、○○市は警報があまり出ないのはなぜですか?

 警報・注意報の発表基準は、災害の発生と気象要素との関係を地域ごとに調べ、市町村等防災機関と調整して決めています。このため、警報・注意報の発表基準値は市町村によって多少異なります。○○市の警報発表基準値が周りの市町村より高い場合、周りの市町村に警報が発表されても、○○市に警報が発表されないことがあります。

土砂災害警戒情報は、どのような時に発表するものですか?

 土砂災害警戒情報は、大雨警報(土砂災害)が発表されている状況で、大雨による土砂災害発生の危険度がさらに高まった時に、市町村長が避難勧告等を発令する際の判断や住民の自主避難の参考となるよう、都道府県と気象庁が共同で発表する防災情報です。
 利用上の留意点など、詳しくは、土砂災害警戒情報を参照してください。

土砂災害警戒判定メッシュ情報は、どのように利用するものですか?

 土砂災害警戒判定メッシュ情報は、土砂災害警戒情報を補足する情報です。5km四方の領域(メッシュ)ごとに、土砂災害発生の危険度を5段階に判定した結果を表示しています。避難にかかる時間を考慮して、危険度の判定には2時間先までの土壌雨量指数等の予想を用いています

 土砂災害警戒情報や大雨警報(土砂災害)が発表されたときには、土砂災害警戒判定メッシュ情報で、土砂災害発生の危険度が高まっている詳細な領域を把握することができます。特に、土砂災害警戒情報の基準に到達した紫色のメッシュ内の土砂災害危険箇所・土砂災害警戒区域等では、人命や身体に危害を及ぼす土砂災害がいつ発生してもおかしくない非常に危険な状況となっています。土砂災害の危険度が高まっている領域にお住まいの方は、土砂災害危険箇所・土砂災害警戒区域等の外の少しでも安全な場所への早めの避難を心がけてください。

 なお、内閣府の「避難勧告等の判断・伝達マニュアル作成ガイドライン」では、市町村が避難勧告等を発令する際のメッシュ情報の活用方法として「実況または予想で大雨警報の土壌雨量指数基準に到達した場合には避難準備情報を発令し、予想で土砂災害警戒情報の基準に到達した場合には避難勧告を発令し、実況で土砂災害警戒情報の基準に到達した場合には避難指示を発令する。」と記載されています。

河川を指定した洪水予報とは、何ですか?

 河川の増水やはん濫などに対する水防活動の判断や住民の自主避難の参考となるよう、気象庁は、各河川を管理する国土交通省または都道府県の機関と共同して、あらかじめ指定した河川について、区間を決めて水位または流量を示した洪水の予報を行っています。詳しくは、指定河川洪水予報を参照してください。

記録的短時間大雨情報は、どのような情報で、どんなときに発表されるのですか?

 大雨警報が発表されているとき、台風や前線の活動により数年に1度という大雨を観測または解析することがあります。このような場合に一層の警戒を呼びかけるものとして、数年に1度の大雨となっている地域とその雨量を簡潔に記述した記録的短時間大雨情報を発表します。詳しくは、記録的短時間大雨情報を参照してください。

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