「令和6年能登半島地震」について(第12報)-引き続き活発な地震活動に注意-

報道発表日

令和6年1月8日

概要

1月1日に発生したマグニチュード(M)7.6(最大震度7)の地震から1週間が経過しましたが、地震活動は依然として活発な状態です。今後1か月程度、最大震度5強程度以上の地震に注意してください。
  引き続き、強い揺れを伴う地震への注意をお願いします。また、海底で規模の大きな地震が発生した場合、津波に注意する必要があります。

本文

1月1日に発生したM7.6(最大震度7)の地震から1週間が経過し、地震の発生数は増減を繰り返しながら大局的には緩やかに減少していますが、平成16年(2004年)新潟県中越地震や平成28年(2016年)熊本地震などと比較しても、地震回数は多く推移しています。
 1月1日に発生したM7.6の地震と同程度の地震が発生する可能性は、地震発生当初に比べ低くなりましたが、地震活動は依然として活発な状態が継続しています。今後1か月程度、最大震度5強程度以上の地震に注意してください。なお、昨年12月までと比べて地震活動の範囲は広がっており、従来より広範囲で強い揺れを観測しています。また、海底で規模の大きな地震が発生した場合、津波に注意する必要があります。
 1月1日に発生したM7.6の地震により揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっていますので、復旧活動などを行う場合には今後の地震活動や降雨・降雪の状況に十分注意し、やむを得ない事情が無い限り危険な場所に立ち入らないなど身の安全を図るよう心がけてください。

〇地震活動の状況(8日13時00分現在)
 1日16時以降、震度1以上を観測した地震が1219回発生(震度7:1回 震度6弱:1回 震度5強:7回 震度5弱:6回 震度4:39回 震度3:138回 震度2:343回 震度1:684回)。

問合せ先

地震火山部 地震津波監視課
電話 03-3434-9041

資料全文


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