「令和6年能登半島地震」について(第9報)

報道発表日

令和6年1月5日

概要

 石川県能登地方を中心に活発な地震活動が続いています。
 1月1日に発生したマグニチュード(M)7.6の地震により揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっていますので、今後の地震活動や降雨・降雪に十分注意してください。
 引き続き、地震発生から1週間程度、最大震度7程度の地震に注意してください。

本文

〇防災上の留意事項
 石川県能登地方を中心に活発な地震活動が続いています。
 1月1日に発生したM7.6の地震により揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっていますので、復旧活動などを行う場合には今後の地震活動や降雨・降雪の状況に十分注意し、やむを得ない事情が無い限り危険な場所に立ち入らないなど身の安全を図るよう心がけてください。

〇今後の地震活動の見通し
 過去の事例では、大地震発生後に同程度の地震が発生した割合は1~2割あることから、1月1日に発生したM7.6の地震により揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度7程度の地震に注意してください。この地域では、3年以上地震活動が続いており、当面、継続すると考えられますので、引き続き注意してください。なお、1月1日以降、地震活動の範囲は広がっており、従来より広範囲で強い揺れを観測しています。
 海底で規模の大きな地震が発生した場合、津波に注意する必要があります。

〇地震活動の状況(5日13時00分現在)
 1日16時以降、震度1以上を観測した地震が819回発生(震度7:1回 震度5強:6回 震度5弱:6回 震度4:30回 震度3:102回 震度2:226回 震度1:448回)。

問合せ先

地震火山部 地震津波監視課
電話 03-3434-9041

資料全文


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