日本海溝海底地震津波観測網(S-net)のメンテナンスに伴う緊急地震速報等への影響について

報道発表日

令和5年12月22日

概要

 令和6年1月9日から10日にかけて、国立研究開発法人防災科学技術研究所が運用管理している日本海溝海底地震津波観測網(S-net)の一部観測点においてメンテナンスが実施されることに伴い、当該観測点の周辺を震源とする地震が発生した場合、緊急地震速報の発表が平常時より遅くなる可能性があります。  

本文

 気象庁は、国立研究開発法人防災科学技術研究所の協力を得て、同研究所が運用管理している日本海溝海底地震津波観測網(S-net)の観測データを緊急地震速報や津波情報の発表に活用し、情報発表の迅速化を図ってきました。
 今般、同研究所により、令和6年1月9日から10日にかけてS-netの一部観測点においてメンテナンスが実施される予定です(詳細は別紙1参照)。これに伴い、メンテナンス予定期間は、当該観測点のデータを緊急地震速報の発表や津波警報の更新等に活用できなくなります。この期間に当該観測点の周辺を震源とする地震が発生した場合、S-netのデータを活用することにより得られていた緊急地震速報の発表、津波警報の切り替え、津波観測情報の発表の迅速化や精度向上の効果が低減し、緊急地震速報の発表が平常時より最大で15秒程度遅くなる可能性があります(緊急地震速報への影響については別紙2参照)。
 なお、津波警報(第1報)や地震情報の発表までにかかる時間及びその内容に影響はありません。

問合せ先

(緊急地震速報について)
 地震火山部地震火山技術・調査課 担当 桑山、林元
 電話 03-6758-3900(内線5242、5252)
(津波情報について)
 地震火山部地震津波監視課 担当 牛田、清本
 電話 03-6758-3900(内線5141、5132)
(S-net のデータ入手について)
 地震火山部地震火山技術・調査課 担当 晴山、平野
 電話 03-6758-3900(内線5246、5282)

資料全文


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