IPCCシンポジウム『IPCC第7次評価報告書へ向けて~未来のために今私たちが行動しよう~』の開催について

報道発表日

令和5年9月22日

概要

 気象庁は、環境省、文部科学省、農林水産省、林野庁、経済産業省及び国土交通省と共催でIPCCシンポジウム『IPCC第7次評価報告書へ向けて~未来のために今私たちが行動しよう~』を令和5年10月23日に開催します。

本文

1.概要

 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、2023年3月に第6次評価報告書サイクル(AR6)の統合報告書を公表し、AR6 が終了しました。同年7月には第7次評価報告書サイクル(AR7)を率いる議長団選挙が行われ、AR7が開始されました。
 本シンポジウムでは、AR7の副議長、インベントリータスクフォース(TFI)共同議長、第2作業部会(WG2)共同議長を招き、IPCC AR6 報告書の知見を紹介いただくとともに、報告書の国内執筆者を交えて、AR6 の振り返りと AR7 に向けた取り組みや展望について議論いただきます。

♦ 日  時 令和5年10月23日(月)14時00分~16時45分
♦ 開催方式 対面方式及びオンライン方式の併用(いずれも参加費無料)
♦ 会  場 東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内3-5-1)B7ホール
♦ 主  催 環境省
♦ 共  催 文部科学省、農林水産省、林野庁、経済産業省、国土交通省、気象庁
♦ 後  援 地球ウォッチャーズ-気象友の会-
♦ 言  語 日本語、英語(日英同時通訳あり)
♦ 参加方法 対面参加、オンライン参加どちらの場合も事前申込が必要です。
       対面参加の申込みは、先着400名にて締切とさせていただきます。
       オンライン参加(人数制限無し)の申込は、シンポジウム終了時刻まで可能です。
       申込方法及びその他詳細な情報については下記ウェブサイトを参照ください。
       https://www.gef.or.jp/news/event/231023ipccsympo/


2.プログラム(日英同時通訳あり)

♦ ビデオメッセージ(約10分)

  ・Jim Skea(IPCC AR7 議長/元 AR6 WG3共同議長/インペリアル カレッジ ロンドン 持続可能エネルギー科教授)

♦  基調講演 1  【需要側の機会を通じた気候変動の緩和:AR6の新規性】(約15分)

  ・Diana Ürge-Vorsatz(IPCC AR7 副議長/元 AR6 WG3副議長/中央ヨーロッパ大学環境科学・政策学部教授)

♦  基調講演 2  【都市と気候変動:AR6からAR7へ】(約15分)

  ・Winston Chow (IPCC AR7 WG2共同議長/元 AR6 WG2 主執筆者(LA)/シンガポールマネジメント大学都市気候学准教授)

♦  基調講演 3  【TFIの概要と活動内容】(約15分)

  ・榎 剛史(IPCC AR7 TFI共同議長)/公益財団法人 地球環境戦略研究機関フェロー)

♦  パネルディスカッション(約80分)

 ▽モデレーター:
 
  ・沖 大幹(IPCC AR6 WG2 第8章査読編集者(RE) /東京大学大学院工学系研究科教授)

 ▽パネリスト:

  ・Diana Ürge-Vorsatz(IPCC AR7 副議長)

  ・Winston Chow(IPCC AR7 WG2 共同議長)

  ・榎 剛史  (IPCC AR7 TFI共同議長)

  ・江守 正多 (IPCC AR6 WG1 第1章LA/東京大学未来ビジョン研究センター教授/国立環境研究所地球システム領域上級主席研究員)

  ・平林 由希子(IPCC AR6 WG2 第4章LA/芝浦工業大学工学部土木工学科教授)

  ・秋元 圭吾 (IPCC AR6 WG3 第17章LA /公益財団法人 地球環境産業技術研究機構 システム研究グループリーダー・主席研究員)

  ・山形 与志樹(IPCC AR6 WG3 第8章LA/AR6土地関係特別報告書 第6章 RE/慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネージメント研究科教授)

なお、プログラムには多少の変更の可能性があります。 

問合せ先

気象庁大気海洋部 気象リスク対策課気候変動対策推進室 松田、町田
電話:03-6758-3900(内線 4109、4113)

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