「顕著な大雨に関する気象情報」の新たな運用について~これまでより最大30分程度前倒しして発表します~

報道発表日

令和5年5月12日

概要

 「顕著な大雨に関する気象情報」について、線状降水帯による大雨の危機感を少しでも早く伝えるため、令和5年5月25日(木)から、これまで発表基準を実況で満たしたときに発表していたものを、予測技術を活用し、最大30分程度前倒しして発表します。

本文

 気象庁では、令和3年6月から、線状降水帯が発生し大雨による災害発生の危険度が急激に高まっていることをいち早くお知らせする「顕著な大雨に関する気象情報」を発表しています。

 迫りくる大雨災害への危機感をいち早く高めていただくため、令和5年5月25日(木)13時から、これまで発表基準を実況で満たしたときに発表していた本情報を、予測技術を活用し、最大で30分程度前倒しして発表します。
 本情報が発表された際は、自治体による避難情報や、地元気象台が発表する防災気象情報、キキクル等を確認の上、崖や川の近くなど危険な場所にいる場合は安全な場所に移動するなど、適切な防災対応をお願いします。

 気象庁では、線状降水帯による大雨からの避難に資するよう、令和8年には本情報を2~3時間前を目標に発表することを計画しています。
 また、明るいうちから早めの避難を行っていただくために、令和4年6月より、半日前から広域を対象に線状降水帯による大雨の可能性をお伝えしており、今後、対象地域を狭めていく計画です。

 気象庁では引き続き、大雨の観測・予測技術の向上及び情報の改善に努めてまいります。

問合せ先

気象庁大気海洋部気象リスク対策課 橋本、坪井
 電話 03-6758-3900(内線4204、4216)

資料全文

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