気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第6次評価報告書統合報告書の公表について

報道発表日

令和5年3月20日

概要

<文部科学省、農林水産省、経済産業省及び環境省同時発表>
 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第58回総会が令和5年3月13日(月)から3月20日(月)にかけてインターラーケン(スイス連邦)で開催され、IPCC第6次評価報告書(AR6)統合報告書の政策決定者向け要約(SPM)が承認されるとともに、同報告書の本体が採択されました。

本文

1.概要
 IPCC第58回総会が、令和5年3月13日(月)から3月20日(月)にかけてインターラーケン(スイス連邦)で開催され、平成26年の第5次評価報告書(AR5)統合報告書以来9年ぶりとなる、AR6統合報告書の政策決定者向け要約(SPM)が承認されるとともに、同報告書の本体が採択されました。

 IPCCは、統合報告書のSPMを3月20日(月)22時(日本時間)に公表しました。
 統合報告書のSPMの概要(各セクション冒頭のヘッドライン・ステートメントの暫定訳)は、別添をご覧ください。
 今回承認されたAR6統合報告書のSPMについては、日本政府において日本語訳を作成し、4月下旬をめどに環境省のウェブサイトにて公開する予定です。

○ IPCC第58回総会の概要
開催期間:令和5年3月13日(月)から3月20日(月)までの8日間
(当初の予定では3月17日(金)までの5日間)
開催場所:インターラーケン(スイス連邦)
出席者:各国政府の代表をはじめ、国連環境計画(UNEP)や国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局などの国際機関等から650名以上が出席。我が国からは、環境省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、気象庁などから計16名が出席。

2.その他
 統合報告書の公表をもって第6次評価サイクルは終了となります。第6次評価報告書の取りまとめにあたり、関係省庁の連携によりIPCC国内連絡会を組織し、活動の支援を行ってきました。また政府としても、政府査読や総会における議論などに積極的な貢献を行ってきました。
 今後、本年7月の第59回総会において新しい議長団の選挙が行われ、第7次評価サイクルが始まる予定です。

問合せ先

気象庁大気海洋部気象リスク対策課気候変動対策推進室 笹野、須藤
電話:03-6758-3900(内線4112、4110)

資料全文


関連リンク


Adobe Reader

このサイトには、Adobe社Adobe Acrobat Reader DCが必要なページがあります。
お持ちでない方は左のアイコンよりダウンロードをお願いいたします。

このページのトップへ