「大雨や猛暑日等のこれまでの変化」のページを拡充しました~ 気候変動に伴い大雨の発生頻度が増加 ~

報道発表日

令和5年1月24日

概要

 気象庁ホームページにおいて、「大雨や猛暑日等のこれまでの変化」に2022年のデータを追加し、極端な大雨のこれまでの変化についての掲載データを拡充しました。気候変動に伴い、1980年頃と比較して、最近の10年間はおおむね2倍程度に大雨の発生頻度が増加しています。

本文

 気象庁では大雨などの極端な気象現象の変化傾向を監視しています。今般、「大雨や猛暑日等(極端現象)のこれまでの変化」のページ(別紙)に2022年のデータを追加するとともに、大雨による影響を多角的に分析できるよう、1時間降水量、日降水量に加えて、3時間降水量を追加しました。
 気候変動に伴い、大雨の年間発生回数は増加しており、より強度の強い雨ほど頻度の増加率が大きく、1時間80ミリ以上、3時間150ミリ以上、日降水量300ミリ以上といった大雨では、1980年頃と比較して、最近の10年間はおおむね2倍程度に頻度が増加しています。(注)
 大雨の発生頻度が増加することにより気象災害のリスクが高まります。様々な分野において、気候変動の影響の評価や適応策等を検討する場合の基盤的な情報のひとつとしてご活用ください。

○ 気象庁ホームページ「大雨や猛暑日など(極端現象)のこれまでの変化」
  https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/extreme/extreme_p.html

(注)1980年頃と比較して、約1.8倍~約2.1倍(※)に頻度が増加している。(※ ただし、数値は統計手法や期間等で変わりうることに留意。1時間降水量80ミリ以上、3時間降水量150ミリ以上、日降水量300ミリ以上など強度の強い雨。統計期間は1976~2022年。)

問合せ先

 大気海洋部気候情報課 担当 平井、田巻
 電話:03-6758-3900(内線4542)

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