推計震度分布図の高解像度化・高精度化について

報道発表日

令和4年12月16日

概要

 令和5年2月1日より、従来よりも高解像度化・高精度化した推計震度分布図(250mメッシュ)の提供を開始します。

 震度5弱以上の地震が発生した場合に、気象庁では、震度観測点のない地域を含む震度分布を面的に推計し、推計震度分布図として提供していますが、令和5年2月1日(水)より、従来よりも高解像度化・高精度化した推計震度分布図の提供を開始します。
 具体的には、使用する地盤情報を1kmメッシュから250mメッシュに変更して高解像度化するほか、緊急地震速報の震度予測技術を用いることにより、停電等で震度データが入手できない観測点があった場合も高い精度の推計震度分布図を作成・提供します。
 地震発生直後の適切な救援ルート・避難場所の選定や、応急対応優先箇所の判別等にご利用ください。
 新たな推計震度分布図の提供方法等は、以下のとおりです。

提供方法等
 (1)提供基準
   全国いずれかの震度観測点で震度5弱以上を観測したとき。
 (2)提供方法
   地震発生後速やか(15分後目途)に、推計震度分布図を地方公共団体等関係防災機関に提供するとともに、気象庁
  ホームページにも掲載します。
   また、地図情報と容易に重ね合わせができる作図用データ(総務省の標準地域メッシュに準拠)も提供します。作図
  用データの入手方法は、(一財)気象業務支援センターへお問い合わせください。なお、地盤情報は、「内閣府 首都
  直下地震モデル検討会」によって作成され公開されている全国震度増分データを利用しています。

 気象庁ホームページの推計震度分布図のページを順次リニューアルし、より分かりやすくしていきますので、是非ご参照ください。
 ○推計震度分布図(防災情報)
  https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#contents=estimated_intensity_map
 ○推計震度分布図について(知識・解説)
  https://www.data.jma.go.jp/eew/data/suikei/kaisetsu.html

本文

本文については、下のPDFファイル「資料全文」をご参照下さい。

問合せ先

地震火山部地震津波監視課 担当 栢野、佐藤
03-6758-3900(内線5137、5138)

資料全文


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