秋（9～11月）の天候
報道発表日
令和4年12月1日
概要
2022年（令和4年）秋（9～11月）の日本の天候は、秋の平均気温は全国的にかなり高くなりました。秋の降水量は北日本太平洋側でかなり少なかった一方、沖縄・奄美でかなり多くなりました。秋の日照時間は、北・東・西日本日本海側でかなり多かった一方、沖縄・奄美でかなり少なくなりました。
本文
2022年（令和4年）秋（9～11月）の天候の特徴は以下のとおりです。
- 秋の平均気温は全国的にかなり高くなりました
9月は暖かい空気に覆われやすく、11月は寒気の影響が弱かったため、秋の平均気温は全国的にかなり高くなりました。 - 秋の降水量は北日本太平洋側でかなり少なかった一方、沖縄・奄美でかなり多くなりました
北日本太平洋側では高気圧に覆われる日が多かったことや低気圧や前線の影響を受けにくかったため、秋の降水量はかなり少なくなりました。一方、沖縄・奄美では台風や前線、湿った空気の影響を受けやすかったため、秋の降水量はかなり多くなりました。 - 秋の日照時間は、北・東・西日本日本海側でかなり多かった一方、沖縄・奄美でかなり少なくなりました
北・東・西日本日本海側では秋の後半を中心に西高東低の冬型の気圧配置が現れにくく寒気の影響が弱かったことや、高気圧に覆われて晴れの日が多かったため、秋の日照時間はかなり多くなりました。一方、沖縄・奄美では台風や前線、湿った空気の影響を受けやすかったため、秋の日照時間はかなり少なくなりました。
問合せ先
大気海洋部 観測整備計画課 担当 村井(観測値や記録について)
電話03-6758-3900（内線4268）
大気海洋部 気候情報課 担当 楳田(天候の解説について)
電話03-6758-3900（内線4546）
資料全文
関連資料
- 日本の天候
毎月はじめに報道発表資料として公表されている「月の天候」や「季節の天候」を元に、最新のデータを追加した上で、そのような状況をもたらした大気の流れの特徴との関連を加えてまとめたもので、毎月15日頃に更新されます。
- 過去の報道発表資料
毎月はじめに報道発表資料として公表した資料です。最新および詳細な状況については、上記の「日本の天候」を参照してください。
