口永良部島の噴火警戒レベルを1へ引下げ

報道発表日

令和4年9月1日

概要

 本日(1日)11 時 00 分に口永良部島の噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)に引き下げました。新岳火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりました。

本文

 口永良部島では、主に古岳付近の浅いところを震源とする火山性地震が7月30日から31日にかけて一時的に増加したため、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げました。
 8月1日以降、火山性地震は概ね少ない状態で経過しており、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も少ない状態が続いています。その他の観測データにも特段の変化は認められません。
 これらのことから、火山活動は低下しており、新岳火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性は低くなったと判断し、本日(1日)11 時 00 分に噴火予報を発表して、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げました。

 活火山であることから、新岳火口内、西側割れ目付近では、高温の噴気や火山ガス等に注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

問合せ先

気象庁地震火山部火山監視課 中村
電話:03-6758-3900(内線 5184)

資料全文

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