霧島山(新燃岳)の噴火警戒レベルを1へ引下げ

報道発表日

令和4年8月19日

概要

 本日(19日)11時00分に霧島山(新燃岳)の噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)に引き下げました。新燃岳火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりました。

本文

 霧島山(新燃岳)では、火山性地震が3月27日に多い状態となったため、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げました。
 その後、火山性地震は増減を繰り返しながらも減少傾向がみられています。2021年12月頃から霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられるデータが観測されていましたが、7月頃から停滞しています。その他の観測データにも火山活動の活発化を示す変化はみられていません。
 これらのことから、新燃岳火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったと判断し、本日(19日)11 時 00 分に霧島山(新燃岳)の噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)に引き下げました。

 活火山であることから、新燃岳火口内、火口縁及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガス等に注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

問合せ先

気象庁地震火山部 火山監視課 中村
電話:03-6758-3900(内線5184)

資料全文

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