桜島の噴火警戒レベルを3へ引下げ

報道発表日

令和4年7月27日

概要

 本日(27日)20時00分に桜島の噴火警戒レベルを3(入山規制)に引き下げました。桜島では南岳山頂火口及び昭和火口から2kmを超える範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性は低くなりました。

本文

 桜島の南岳山頂火口では、7月24日20時05分に爆発が発生し、大きな噴石が火口から2.4kmを超えて飛散したため、同日20時50分に噴火警戒レベルを5(避難)に引き上げました。その後、噴火や爆発は時々発生していますが、火口から2kmを超えて大きな噴石が飛散する噴火は発生していません。
 このことから、南岳山頂火口及び昭和火口から2kmを超えて大きな噴石が飛散する噴火が発生する可能性は低くなったと判断し、本日(27日)20時00分に火口周辺警報を発表して、噴火警戒レベルを5(避難)から3(入山規制)に引き下げました。

 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

問合せ先

気象庁地震火山部 火山監視課 中村
電話:03-3434-9119

資料全文

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