令和4年3月の地震活動及び火山活動について

報道発表日

令和4年4月8日

概要

令和4年3月の地震活動及び火山活動について解説します。

本文

  • 地震活動
    3月16日23時36分の福島県沖の地震(M7.4)により最大震度6強を観測し、死者3人などの被害がありました(令和4年4月7日現在、被害は総務省消防庁による)。また、この地震の震源付近では、この地震の約2分前に発生した同日23時34分のM6.1の地震により最大震度5弱を観測しました。
    3月18日の岩手県沖の地震(M5.6)により最大震度5強を観測しました。この地震により、住家一部破損1棟の被害がありました(令和4年3月28日現在、被害は総務省消防庁による)。
    全国で震度3以上を観測した地震の回数は30回で、このうち、最大震度4以上を観測した地震は11回でした。日本及びその周辺におけるM4.0以上の地震の回数は195回でした。

  • 火山活動
    警報・予報事項に変更のあった火山は以下のとおりです。その他の火山では、警報・予報事項に変更はありません(令和4年4月8日14時現在)。
    阿蘇山では、14日に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げました。
    霧島山(新燃岳)では、27日に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げました。
    噴火浅根では、27日に噴火警報(周辺海域警戒)及び火山現象に関する海上警報を発表しました。


問合せ先

地震:地震火山部 管理課   担当 宮岡 電話 03-6758-3900(内線 5104)
火山:地震火山部 火山監視課 担当 中村 電話 03-6758-3900(内線 5184)

資料全文

参考資料




国土地理院のGNSSによる地殻変動観測については、 国土地理院ホームページの記者発表資料 を参照ください。


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