阿蘇山の噴火警戒レベルを2へ引下げ

報道発表日

令和4年3月14日

概要

本日(14日)11時00分に阿蘇山の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き下げました。引き続き、中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒が必要です。

本文

 阿蘇山では、火山性微動の振幅は小さな状態であり、火山活動が低下しています。
 このことから、中岳第一火口から1kmを超え、概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性は低くなったと判断し、本日(14日)11時00分に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げました。
 一方、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、2021年10月の噴火以前よりも多い状態が継続しており、中岳第一火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

 中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

問合せ先

気象庁地震火山部火山監視課 中村
電話:03-6758-3900(内線 5184)

資料全文

参考資料


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