御嶽山の噴火警戒レベルを2へ引上げ
報道発表日
令和4年2月23日
概要
本日(23日)16時35分に御嶽山の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げました。剣ヶ峰南西斜面の79-7火口から概ね1kmの範囲で大きな噴石に警戒してください。
本文
御嶽山では、本日(23日)14時15分頃から火山性地震の増加がみられています。14時19分頃には火山性微動とともに、山頂付近に設置された二ノ池北傾斜計で南側(地獄谷側)が隆起する変化がみられました。
御嶽山では、火山活動が高まっており、火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があることから、本日(23日)16時35分に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げました。
剣ヶ峰南西斜面の79-7火口から概ね1kmの範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るため注意してください。
問合せ先
気象庁地震火山部火山監視課 中村
電話:03-3434-9119