ひまわりによる機動観測について ~フンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ火山周辺を対象に機動観測を実施しています~

報道発表日

令和4年1月21日

概要

気象庁は、オーストラリア気象局の要請を受け、フンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ火山の活動やその周辺の気象監視に活用いただくため、 静止気象衛星ひまわり8号により、通常の4倍の頻度(2.5分ごと)で観測が可能な「機動観測」を実施しています。

本文

 気象庁では、令和4年1月15日13時頃に発生したフンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ火山の大規模噴火に関して、 オーストラリア気象局からのリクエスト※に応じ、令和4年1月15日16時50分から、フンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ火山周辺の機動観測を開始しました。
 機動観測では、通常の観測の4倍の頻度(2.5分ごと)で観測が可能で、その画像データは、 オーストラリア気象局をはじめとする外国気象機関にリアルタイムで提供され、火山や火山灰の監視、火山周辺の気象監視に活用されます。
 機動観測は、2月5日9時まで行う計画です。
 なお、機動観測による画像は、気象衛星センターの英語版ホームページでご覧いただけます。
https://www.data.jma.go.jp/mscweb/data/himawari/sat_tgb.php

※ひまわりリクエスト
 気象庁では、国際協力の一環として、外国気象機関からの要請に応じて静止気象衛星ひまわり8号による機動観測 (観測場所が変更可能な2.5分ごとに実施する観測)を行う「ひまわりリクエスト」を、平成30年1月から実施しています。 なお、機動観測による、日本付近の観測等には支障ありません。
https://www.data.jma.go.jp/sat_info/himawari/nmhs.html#request

問合せ先

気象庁情報基盤部気象衛星課 松本、遠藤、町田
電話:03-6758-3900(内線3317)

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