アメダスの風向風速計の不具合について

報道発表日

令和3年12月22日

概要

全国のアメダス観測所のうち今年度更新を行った103地点の風向風速計のソフトウェアに不具合があり、気象庁ホームページ等に一時的に異常な値が表示される場合があります。

本文

 今年度に機器更新したアメダス観測所(103地点)のうち、15地点で風向・風速の観測データに一時的に異常な値(一定値の継続・値の飛び跳ね)が出力されました(表1参照)。 これらのデータについては、発生後直ちにその値を取り消しました。
 これまでの調査により、風向・風速の観測に使用している超音波式風向風速計の組み込みソフトウェアに不具合があることがわかりました。この組み込みソフトウェアについては、 改修版を作成し、1月中に現地観測所での適用作業の完了を計画しています。復旧した地点については随時ホームページにてお知らせします。
 改修完了までの間、気象庁ホームページコンテンツの「アメダス」や配信データ等に異常な値が出力される場合があります。 当庁で観測データの監視体制を強化し、異常な値が出力された場合は速やかにその値を取り消します。取り消した場合はその旨ホームページにてお知らせします。
 ソフトウェアの改修が完了すれば異常値が出力されることはなくなりますが、超音波式風向風速計のハードウェアにも接触不良に伴う欠測を起こす可能性があることが確認されています。 これについても別途改修を行う計画です。
 なお、風向風速データの監視状況については予報担当者と常に共有しており防災気象情報の発表に影響はありません。

問合せ先

電話:03-6758-3900
気象庁 大気海洋部 観測整備計画課 塚本(内線4262)

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