世界気象機関(WMO)「アジアの気候2020」の公開について

報道発表日

令和3年10月25日

概要

2020年のアジア地域の天候や極端な気象現象とそれによる社会経済的な影響を取りまとめた、世界気象機関(WMO)の報告書「アジアの気候2020(State of the Climate in Asia 2020)」が公開されます。

本文

 2020年のアジア地域の天候や極端な気象現象とそれによる社会経済的な影響を取りまとめた、世界気象機関(WMO)の報告書「アジアの気候2020(State of the Climate in Asia 2020)」が公開されます。アジア地区の気候について初めてとりまとめたもので、気象庁は、アジア各国の気象機関や国際機関等の専門家からなる報告書作成チームに参画し、執筆を主導するなど、発刊に大きく貢献しました。
 本報告書は、2020年の気温や降水、熱帯低気圧といった気候の指標や極端現象の概要に加えて、それに伴い生じた社会的な影響やリスクについても報告しています。今後、地球温暖化の進展に伴いさらに拡大が懸念される気候変動の影響に適応するためには、気象機関と影響を受ける分野の関係機関との連携が不可欠ですが、本報告書は、アジア地域でのこうした連携の成果の一つで、毎年とりまとめを行う予定です。なお、WMOでは10月26日に本報告書の公開イベントを開催します。同イベントには、気象庁長官も参加を予定しています。

 ≪WMO「アジアの気候2020」の公開イベント≫
○日時   2021年10月26日(火) 14時30分~16時00分(日本時間)
 配信情報は下記URLをご参照ください。
https://public.wmo.int/en/events/meetings/launch-of-report-state-of-climate-asia-2020-online

問合せ先

公開イベントに関すること
  総務部企画課国際室 担当 國井
  電話03-6758-3900(内線 2254)
WMOアジアの気候2020に関すること
  大気海洋部 気候情報課 担当 後藤、蠣原、若松
  電話03-6758-3900(内線 4548、4550、4551)

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