降灰予報の改善について

報道発表日

令和3年6月25日

概要

6月29日11時から、噴火した火口の位置に関わらず降灰予報を提供できるよう運用を改善し、長期間活動していない火口から噴火した場合などにも、直ちに対応して降灰予報を発表します。

本文

火山噴火に伴う火山灰(降灰)は、その量に応じて交通機関その他の社会経済活動等に様々な被害をもたらします。気象庁では、全国50火山について24時間体制で常時観測・監視を行っており、噴火が発生した際に、どこに、どれだけの量の火山灰が降るかについて、火山の活動状況に応じて降灰予報を発表しています。

これまでの降灰予報は、火山ごとにあらかじめ想定した代表的な火口からの噴火を対象として情報を提供してきましたが、今般、噴火した火口の位置に関わらず降灰予報を発表できるようシステムを更新するとともに、監視カメラ等を用いて速やかに火口位置を推定して降灰予報を発表する体制を整備しました。このことにより、6月29日11時から、あらかじめ想定した代表的な火口以外から噴火した場合でも、実際の噴火状況に即した降灰予報を直ちに提供する運用を開始します。

本取組により、噴火によって火山灰の影響を受ける住民や自治体の防災対応等に一層貢献してまいります。


問合せ先

気象庁地震火山部 火山監視課 川口
電話:03-6758-3900(内線 5185) FAX:03-3434-9044

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