3月の天候
報道発表日
令和3年4月1日
概要
2021年(令和3年)3月の日本の天候は、北・東・西日本の気温は記録的に高くなりました。降水量は北日本太平洋側でかなり多く、東日本太平洋側で多くなりました。西日本日本海側の日照時間はかなり多くなりました。沖縄・奄美では、降水量は少なく、日照時間はかなり多くなりました。
本文
2021年(令和3年)3月の天候の特徴は以下のとおりです。
- 北・東・西日本の気温は記録的に高くなりました
北からの寒気の流れ込みは弱く、暖かい空気に覆われたため、気温は全国的にかなり高く、北・東・西日本では、1946年の統計開始以来3月として最も高い記録を更新しました。 - 降水量は北日本太平洋側でかなり多く、東日本太平洋側で多くなりました
低気圧が本州付近を発達しながらたびたび通過したため、降水量は、北日本太平洋側でかなり多く、東日本太平洋側で多くなりました。 - 西日本日本海側の日照時間はかなり多くなりました
移動性高気圧に覆われやすかったため、北日本から西日本の日照時間は東日本太平洋側を除いて多く、西日本日本海側ではかなり多くなりました。 - 沖縄・奄美では、降水量は少なく、日照時間はかなり多くなりました
湿った空気の影響を受けにくく、高気圧に覆われる日が多かったため、沖縄・奄美では降水量は少なく、日照時間はかなり多くなりました。

問合せ先
大気海洋部 観測整備計画課 担当 村井(観測値や記録について)
電話03-6758-3900(内線4277) FAX 03-3434-9035
大気海洋部 気候情報課 担当 大久保(天候の解説について)
電話03-6758-3900(内線4577) FAX 03-3434-9123
資料全文
関連資料
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毎月はじめに報道発表資料として公表されている「月の天候」や「季節の天候」を元に、最新のデータを追加した上で、そのような状況をもたらした大気の流れの特徴との関連を加えてまとめたもので、毎月15日頃に更新されます。
- 過去の報道発表資料
毎月はじめに報道発表資料として公表した資料です。最新および詳細な状況については、上記の「日本の天候」を参照してください。