霧島山(大幡池)の噴火警戒レベルの運用開始について

報道発表日

令和3年3月9日

概要

令和3年3月30 日14 時から、霧島山(大幡池(おおはたいけ))(宮崎県・鹿児島県)の噴火警戒レベルの運用を開始します。

本文

 霧島山では、現在、「御鉢」、「新燃岳」、「えびの高原(硫黄山)周辺」の3つの火口で噴火警戒レベルを運用しており、これら3火口以外の火山活動の状況についても、「霧島山」として噴火警報等の情報を発表しています。
 今般、霧島山火山防災協議会における協議の結果、これらの3火口に加えて、霧島山火山防災マップで対象としている「大幡池」について、新たに令和3年3月30 日14 時から噴火警戒レベルの運用を開始することとなりました。
 噴火警戒レベルの運用開始時に火山活動に特段の変化がない場合は、大幡池を対象に、「噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)」を発表します。
 また、噴火警戒レベルの判定基準とその解説についてもあわせて公表します。

 噴火警戒レベルは、火山活動の状況に応じて「警戒が必要な範囲」と防災機関や住民等の「とるべき防災対応」を5段階に区分して発表する指標で、噴火警報、噴火予報に付して発表します。
 今後も、地元自治体等と噴火警戒レベルを活用した火山防災対策の検討を進め、所要の準備の整った火山について噴火警戒レベルを運用していく予定です。

問合せ先

気象庁地震火山部火山監視課 長谷川
電話:03-6758-3900(内線5185) FAX:03-3434-9044

資料全文

参考資料


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