薩摩硫黄島の噴火警戒レベルの改定及び噴火警戒レベルの判定基準の公表について

報道発表日

令和3年3月5日

概要

薩摩硫黄島(鹿児島県)の噴火警戒レベルを改定し、令和3年3月8日14 時から運用を開始します。併せて、噴火警戒レベルの判定基準を公表しました。

本文

 薩摩硫黄島では、薩摩硫黄島火山防災協議会における協議の結果、別紙のとおり、噴火警戒レベルを改定することになりました。改定した噴火警戒レベルは、令和3年3月8日14 時から運用を開始します。
 薩摩硫黄島の硫黄岳火口では、令和元年11 月2日にごく小規模な噴火が発生したため、火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを2(警戒範囲:硫黄岳火口中心から概ね1km)に引き上げました。その後も、火山活動が高まった状態が継続し、現在でも、夜間に高感度監視カメラで微弱な火映が観測され、時折噴煙が高くなることがあります。
 今回の改定後の噴火警戒レベルでは、現在の火山活動の状況は噴火警戒レベル2(警戒範囲:硫黄岳火口中心から概ね0.5km)に相当します。そのため、火山活動に変化がなければ、改定した噴火警戒レベルの運用開始時刻(令和3年3月8日14 時)に火口周辺警報を発表し、警戒範囲を硫黄岳火口中心から概ね1km から概ね0.5km に変更する予定です。
 また、薩摩硫黄島の噴火警戒レベル判定基準について精査作業が完了したことから、気象庁ホームページで公表しました。


 【薩摩硫黄島の噴火警戒レベル(リーフレット)】
 気象庁ホームページの「各火山のリーフレット」のページ(以下 URL)に掲載(3月8日14時に現行版から改定版に差替え)
 https://www.data.jma.go.jp/vois/data/tokyo/keikailevel.html

 【噴火警戒レベル判定基準】
 気象庁ホームページの「噴火警戒レベルの判定基準」のページ(以下 URL)で公表
 https://www.data.jma.go.jp/vois/data/tokyo/keikailevelkijunn.html

問合せ先

気象庁地震火山部火山監視課 長谷川
電話:03-6758-3900(内線5185) FAX:03-3434-9044

資料全文


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