3月23日は世界気象デー ~今年のテーマは「海洋と私たちの気候・天気」~

報道発表日

令和3年3月3日

概要

世界気象機関(WMO)は、3月23日の「世界気象デー」に向けて、「海洋と私たちの気候・天気」をテーマとする特設ページを立ち上げました。
WMO特設ページ(英語):https://public.wmo.int/en/resources/world-meteorological-day/wmd-2021-the-ocean-our-climate-and-weather

本文

【世界気象デーと今年のテーマ】
WMOは、1950年(昭和25年)3月23日に世界気象機関条約が発効したことを記念し、毎年3月23日を「世界気象デー」として、気象業務への国際的な理解促進を目的にキャンペーンを行っています。
今年のテーマは、「海洋と私たちの気候・天気」です。これは、国連の「持続可能な開発のための海洋科学の10年」(2021年~2030年)の開始を記念して選ばれました。海洋は、人間活動によって排出された二酸化炭素の約3割を吸収するとともに大量の熱を蓄えます。このため、気候変動や台風・豪雨等を含む日々の天気を監視・予測するうえで海洋の状況を把握することが重要です。
ソーシャルメディアで話題にされる場合は、ハッシュタグ「#WorldMetDay」をご利用ください。

【気象庁の取組】
気象庁は、WMO やユネスコ政府間海洋学委員会(IOC)等による国際的な協力体制の下、地球環境・気候変動の監視・予測のため、海洋気象観測船や自動観測装置(アルゴフロート)、気象衛星ひまわり等によって海洋や海上の気象の観測を実施するとともに、船舶の運航の安全性や経済性に資する海上警報・海上予報等を発表しています。また、沿岸域の防災対応のため、津波や高潮等の観測・予測情報を提供しています。
今後も、WMO やユネスコ IOC、各国気象機関、国内の関係省庁・機関と協力しながら、引き続き気候変動対策や防災等の課題に取り組んでまいります。

問合せ先

気象庁総務部企画課国際室 担当 松田
電話:03-6758-3900(内線2253) FAX:03-3434-9009

資料全文


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