令和3年2月13日23時08分頃の福島県沖の地震について(第2報)
-「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について(第90報)-

報道発表日

令和3年2月22日

本文

地震の概要
検知時刻
(最初に地震を検知した時刻)
2月13日23時08分
発生時刻
(地震が発生した時刻)
2月13日23時07分
マグニチュード7.3(暫定値)
場所および深さ福島県沖 深さ 55km(暫定値)
発震機構西北西ー東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型(暫定値)
震度【最大震度6強】宮城県の蔵王町(ざおうまち)、福島県の国見町(くにみまち)、相馬市(そうまし)、新地町(しんちまち)で最大震度6強を観測した他、北海道から中国地方にかけて震度6弱~1を観測

※今回の地震は「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」の余震と考えられます。

○ 防災上の留意事項

 福島県沖の地震活動は、13日の地震発生当初は活発でしたが、時間の経過とともに低下し、最初の地震と同程度の地震が発生する可能性は、地震発生当初に比べ低くなりました。
  しかし、この3日間(2月19日から2月21日)で震度1以上を観測した地震は6回発生するなど、平常時より地震が多い状況が継続しており、現状程度の地震活動は当分続くと考えられます。
 今回の地震で揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっていますので、復旧作業などを行う場合には、地震活動や降雨の状況に十分注意してください。
 また、東北地方太平洋沖地震の余震活動は、全体として徐々に低下している傾向にあるものの、1年あたりの地震の発生数は、東北地方太平洋沖地震の発生前より多い状態が続いていますので、引き続き注意してください。
 なお、日本国内では、いつどこで強い揺れを伴う地震が発生してもおかしくありませんので、日頃からの地震への備えを心がけてください。

○ 地震活動の状況

 今回の地震発生後、22日8時0分現在、震度1以上を観測した地震が83回(最大震度4が1回、最大震度3が5回、最大震度2が22回、最大震度1が55回)発生しています。


図表等を含めた資料全文につきましては、下記の「資料全文」をご参照下さい。

問い合わせ先

(防災上の留意事項、全般について)
 地震火山部 地震津波監視課 地震津波防災推進室 下山 
 電話 03-6758-3900(5151)  FAX 03-3584-8644

(地震活動について)
 地震火山部 地震火山技術・調査課 大規模地震調査室 武田 
 電話 03-6758-3900(5267) FAX 03-3584-8643

資料全文


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