霧島山(新燃岳)の噴火警戒レベルを1へ引下げ

報道発表日

令和2年12月11日

概要

霧島山(新燃岳)では、新燃岳火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりました。

本文

 霧島山(新燃岳)では、2019年11月頃から、火口直下を震源とする火山性地震が増加し、その後も増減を繰り返していました。2020年10月中旬以降は、地震活動が低下傾向となり、噴煙や地殻変動の観測データにも火山活動の活発化を示す兆候は認められていません。また、12月9日に実施した現地調査でも、火山活動の状況に特段の変化は認められませんでした。
 以上のことから、新燃岳火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったと判断し、本日(11日)11時00分に噴火予報を発表して、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げました。

 活火山であることから、新燃岳火口内及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガス等に注意してください。
 地元自治体の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

問合せ先

気象庁地震火山部火山監視課 高木
電話:03-6758-3900(内線5182) FAX:03-3434-9044

資料全文

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