エルニーニョ監視速報(No.338)について
2020年10月の実況と2020年11月〜2021年5月の見通し
報道発表日
令和2年11月10日
概要
- 夏からラニーニャ現象が続いているとみられる。
- 今後冬にかけてはラニーニャ現象が続く可能性が高い(90%)。春は平常の状態になる可能性もある(40%)が、ラニーニャ現象が続く可能性の方がより高い(60%)。
本文
夏からラニーニャ現象が続いているとみられます。
太平洋赤道域の中部から東部に見られる海洋表層の冷水が今後冬にかけて維持され、東部の海面水温が平年より低い状態が継続すると考えられます。
エルニーニョ予測モデルの結果も踏まえ、今後冬にかけてはラニーニャ現象が続く可能性が高い(90%)と見込んでいます。春は平常の状態になる可能性もあります(40%)が、ラニーニャ現象が続く可能性の方がより高い(60%)と見込んでいます。
以上を内容とする「エルニーニョ監視速報(No.338)」を本日14時に発表しました。
問い合わせ先
大気海洋部 気候情報課 担当 中三川
電話 03-3212-8341(内線)3166
資料全文
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