西之島の活発な噴火活動について
~海洋気象観測船による海上からの観測を実施~
報道発表日
令和2年7月15日
概要
7月11日に海洋気象観測船「凌風丸」が実施した海上からの観測によると、西之島では活発な噴火活動が継続していました。
本文
気象庁では、7月11日に海洋気象観測船「凌風丸(りょうふうまる)」による西之島周辺の海上からの観測を実施しました。
西之島では、山頂火口から大量の火山灰が連続的に噴出しており、活発な噴火活動が続いていることが確認されました。
また、大きな噴石が火砕丘の麓まで飛散し、夜間には赤熱した溶岩が火口縁上200m程度まで噴出していました。
現在、西之島には火口周辺警報(入山危険)を発表しており、引き続き、山頂火口から概ね2.5kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石や溶岩流に警戒してください。
なお、7月20日にも海洋気象観測船「啓風丸(けいふうまる)」による海上からの観測を予定しています。
問合せ先
(火山活動に関すること)
地震火山部 火山課 高木
電話:03-3212-8341(内線4538) FAX:03-3212-3648
(海洋気象観測船に関すること)
地球環境・海洋部 地球環境業務課 直井
電話:03-3212-8341(内線5105) FAX:03-3212-8309