エルニーニョ監視速報(No.334)について
2020年6月の実況と2020年7月〜2021年1月の見通し
報道発表日
令和2年7月10日
概要
- 一部にラニーニャ現象時の特徴も見られるが、エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態となっているとみられる。
- 今後秋にかけてラニーニャ現象が発生する可能性もある(40%)が、エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態が続く可能性の方がより高い(60%)。
本文
一部にラニーニャ現象時の特徴も見られますが、エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態となっているとみられます。
太平洋赤道域では、東部の海洋表層に冷水が見られ、東部の海面水温が平年より低い状態をしばらくの間は維持すると考えられます。
エルニーニョ予測モデルの結果も踏まえ、今後秋にかけてはラニーニャ現象が発生する可能性もありますが、エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態が続く可能性の方がより高いと見込んでいます。
以上を内容とする「エルニーニョ監視速報(No.334)」を本日14時に発表しました。
問い合わせ先
地球環境・海洋部 気候情報課 担当 中三川
電話 03-3212-8341(内線)3166
資料全文
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