令和2年3月13日2時18分頃の石川県能登地方の地震に伴う大雨警報・注意報発表基準の暫定的な運用について
報道発表日
令和2年3月13日
概要
令和2年3月13日2時18分頃の石川県能登地方の地震による地盤の緩みを考慮し、揺れの大きかった石川県輪島市について、大雨警報・注意報の発表基準(土壌雨量指数基準)を引き下げて運用します。
本文
令和2年3月13日2時18分頃の石川県能登地方の地震により、石川県で最大震度5強を観測しました。
石川県の揺れの大きかった地域では、地盤が脆弱になっている可能性が高いため、雨による土砂災害の危険性が通常より高まっていると考えられます。
このため、震度5強を観測した輪島市については、通常よりも警戒を高めるため、当分の間、金沢地方気象台が発表する大雨警報・注意報の発表基準(土壌雨量指数基準)を、通常基準より引き下げた暫定基準を設けて運用します。
暫定基準:通常基準の8割 暫定基準を設ける市町:石川県輪島市
また「大雨警報(土砂災害)の危険度分布」※についても、今回の暫定基準が反映されたものとなり、引き続き避難対象区域の絞り込みに活用いただけます。
引き続き地震後の降雨と土砂災害の関係を調査し、必要に応じて暫定基準を変更します。
※ 大雨警報(土砂災害)の危険度分布は、大雨による土砂災害発生の危険度の高まりを、地図上で5段階に色分けして示す情報です。
https://www.jma.go.jp/jp/doshamesh/index.html#area=325
問合せ先
問合せ先:予報部 予報課 気象防災推進室 担当 髙橋、吉松
電話 03-3212-8341(内線3126・3189) FAX 03-3211-8303