2019年(平成31年・令和元年)の日本の天候

報道発表日

令和2年1月6日

概要

2019年(平成31年・令和元年)の日本の天候は、年を通して気温の高い状態が続き、年平均気温は全国的にかなり高くなりました。また、台風第15号、台風第19号の接近・通過に伴い、北・東日本で記録的な暴風、大雨となるなど、夏から秋にかけて各地で記録的な大雨となりました。


本文

2019年(平成31年・令和元年)の日本の天候の特徴は以下のとおりです。

  • 気温の高い状態が続き、年平均気温は全国的にかなり高くなりました
    冬(2018年12月~2019年2月)は、東日本以西では暖冬となり、西日本日本海側では記録的な少雪となりました。夏は、気温の低い時期もありましたが、西日本を除き夏の平均気温は高くなりました。春と秋は、暖かい空気に覆われ、全国的に気温が高くなりました。年を通して気温の高い状態が続いたため、年平均気温(2019年1月~12月)は全国的にかなり高くなりました。
  • 台風第15号、台風第19号の接近・通過に伴い、北・東日本で記録的な暴風、大雨となりました
    台風第15号、台風第19号の接近・通過に伴い、千葉(千葉県)で57.5m/sの最大瞬間風速を観測したほか、箱根(神奈川県)で日降水量が歴代の全国1位となる922.5mmを観測するなど、北・東日本で記録的な暴風、大雨となりました。
  • 夏から秋にかけて各地で記録的な大雨となりました
    台風第19号による大雨の他にも、8月下旬の九州北部地方や10月下旬の関東甲信地方と東北地方など、夏から秋にかけて、各地で記録的な大雨となりました。アメダスの日降水量400mm以上の年間日数は、2011年に次いで2番目に多くなりました。
2019年の平均気温・降水量・日照時間の平年差比図

問い合わせ先

 観測部 計画課情報管理室 担当 村井(観測値や記録について)
 電話03-3212-8341(内線4154) FAX 03-3217-3615
 地球環境・海洋部 気候情報課 担当 竹川(天候の解説について)
 電話03-3212-8341(内線3154) FAX 03-3211-8406

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