薩摩硫黄島の噴火警戒レベルを2へ引上げ

報道発表日

令和元年11月2日

概要

 本日(2日)17時50分に薩摩硫黄島の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げました。火口から概ね1kmの範囲では警戒が必要です。

本文

 薩摩硫黄島の硫黄岳では、本日(2日)17時35分に噴火が発生しました。灰白色の噴煙が火口縁上約1000m以上に上がりました。
 今後、火口から概ね1kmの範囲に噴石を飛散させる程度の小規模な噴火が発生する可能性があることから、本日(2日)17時50分に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げました。

 火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。また、火山ガスにも注意してください。

問合せ先

気象庁地震火山部火山課 高木
電話 03-3284-1749

資料全文


参考資料


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