箱根山の噴火警戒レベルを1へ引下げ
報道発表日
令和元年10月7日
概要
大涌谷周辺の想定火口域に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりました。
本文
箱根山では、火山性地震が減少し、今年5月の地震活動活発化前の状態となっています。また、地殻変動観測では、山体膨張を示すと考えられる変化が8月下旬頃から鈍化し、現在はほぼ停滞しています。
大涌谷周辺の想定火口域に影響を及ぼす噴火の可能性が低くなったものと考えられることから、本日(7日)10時00分に噴火予報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げました。
ただし、大涌谷周辺の想定火口域では活発な噴気活動が続いていますので、火山灰等の突発的な噴出現象に注意が必要です。地元自治体の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
問合せ先
気象庁地震火山部火山課 高木
電話:03-3212-8341(内線4538)