5月の天候
報道発表日
令和元年6月3日
概要
2019年(令和元年)5月の日本の天候は、北・東・西日本で日照時間がかなり多く、気温がかなり高くなりました。
降水量は、西日本日本海側でかなり少なく、北・東日本日本海側と西日本太平洋側で少なくなりました。
本文
2019年(令和元年)5月の天候の特徴は以下のとおりです。
- 日照時間は、北・東・西日本でかなり多くなりました。
高気圧に覆われて晴れた日が多かったため、北・東・西日本の月間日照時間はかなり多くなりました。北・東・西日本日本海側と北日本太平洋側では、1946年の統計開始以来5月として1位の多照となりました(西日本日本海側は1位タイ)。 - 気温は、北・東・西日本でかなり高くなりました。
北・東・西日本では、高気圧に覆われて晴れて強い日射の影響を受け、さらに北日本を中心に西から暖かい空気が流れ込みやすかったため、月平均気温はかなり高くなりました。北日本の月平均気温は平年差が+2.7℃ となり、1946年の統計開始以来5月として1位の高温となりました。 - 降水量は、西日本日本海側でかなり少なく、北・東日本日本海側と西日本太平洋側で少なくなりました。
低気圧や湿った空気の影響を受けにくかったため、月降水量は西日本日本海側でかなり少なく、北・東日本日本海側と西日本太平洋側では少なくなりました。西日本日本海側では、月降水量が平年比35%となり、1946年の統計開始以来5月として1位の少雨となりました。

問い合わせ先
観測部 計画課情報管理室 担当 道城(観測値や記録について)
電話03-3212-8341(内線4156) FAX 03-3217-3615
地球環境・海洋部 気候情報課 担当 竹川(天候の解説について)
電話03-3212-8341(内線3154) FAX 03-3211-8406
資料全文
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