吾妻山の噴火警戒レベルを1へ引下げ

報道発表日

平成31年4月22日

概要

 吾妻山では、大穴火口から概ね1.5㎞の範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりました。

本文

 吾妻山では、2018年5月頃から認められてきた大穴火口周辺の隆起・膨張を示す地殻変動は、2018年12月上旬ごろから鈍化し、その後、さらに緩やかになり、現在は概ね停滞しています。また、火山性地震は概ねやや多い状態で経過しているものの、2月以降減少傾向がみられるなど、火山活動が静穏時の状態に戻る傾向がみられていることから、本日(22日)14時00分に、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げました。

 大穴火口や旧火口周辺では、火山ガスの噴出が認められており熱活動も継続していることから、火山灰や高温の土砂、熱水等が突発的に噴出する可能性があります。また、硫黄平橋周辺でも火山ガスに注意が必要です。地元自治体の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
 なお、火山性地震が多発するなど、火山活動の高まりが認められれば、再び噴火警戒レベルを引き上げます。

問い合わせ先

地震火山部火山課 高木
電話 03-3212-8341(内線:4538)

資料全文


参考資料

Adobe Reader

このサイトには、Adobe社Adobe Readerが必要なページがあります。
お持ちでない方は左のアイコンよりダウンロードをお願いいたします。

このページのトップへ