2018年(平成30年)の世界と日本の年平均気温(速報)~世界の年平均気温は春までラニーニャ現象でも歴代4位となる見込み~

報道発表日

平成30年12月21日

概要

  • 2018年の世界の年平均気温偏差(速報値)は、1891年の統計開始以降で、第4位の値となる見込みです。
  • 2018年の日本の年平均気温偏差(速報値)は、1898年の統計開始以降で、第6位の値となる見込みです。

本文

世界の年平均気温は、長期的には100年あたり0.73℃の割合で上昇しています。その要因としては、二酸化炭素などの温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化の影響と自然変動の影響が考えられます。

2018年の世界の年平均気温偏差(速報値)は+0.30℃で、歴代4位となる見込みです。最近4年(2015~2018年)は、すべて歴代4位以内となる見込みです。ラニーニャ現象が発生すると、それにやや遅れて世界の平均気温が下降することが知られています。2017年秋~2018年春にラニーニャ現象が発生したにもかかわらず、2018年は過去3年に次ぐ高温となりました。


本資料は、1~11月までの観測データをもとに、速報としてまとめたものです。2018年の年平均気温の確定値は、日本については2019年1月初め、世界については2019年2月初めにホームページで発表します。また、年別・季節別・月別の世界及び日本の平均気温は気象庁ホームページにて随時更新・掲載しています(https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/index.html)。


図等を含めた全文については、下記の添付ファイルをご参照ください。

問い合わせ先

気象庁 地球環境・海洋部 気候情報課 田中・山下
電話03-3212-8341(内線)2264

資料全文


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