「平成30年北海道胆振東部地震」について(第9報)

報道発表日

平成30年9月20日

本文

地震の概要
検知日時
(最初に地震を検知した時刻)
9月6日03時08分
発生日時
(地震が発生した時刻)
9月6日03時07分
マグニチュード6.7(暫定値)
場所および深さ胆振(いぶり)地方中東部、深さ37km(暫定値)
発震機構東北東-西南西方向に圧力軸を持つ逆断層型(速報)
震度震度7:北海道厚真町(あつまちょう)
震度6強:北海道安平町(あびらちょう)、北海道むかわ町
震度6弱:北海道千歳市(ちとせし)、北海道日高町(ひだかちょう)、北海道平取町(びらとりちょう)、北海道札幌市東区(さっぽろしひがしく)
その他、北海道から中部地方の一部にかけて震度5強~1を観測。

○ 防災上の留意事項

 平成30年北海道胆振東部地震の地震発生数は緩やかに減少しています。
 最大震度5弱程度以上の地震が発生する可能性は、地震発生当初と比べて1/10程度と徐々に低くなっています。この1週間(9月13日以降)、最大震度4の地震を含め、最大震度1以上の地震が24回発生しました。こうした地震活動の高い状態は当分続きますので注意してください。
 今回発生した地震の周辺地域には、石狩低地東縁断層帯があることに留意してください。また、強い揺れを伴う地震はいつ発生してもおかしくありませんので、家具の固定など日頃からの地震への備えを心がけてください。
 今回の地震で揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっているおそれがありますので、復旧作業などを行う場合には、地震活動や降雨の状況に十分注意してください。

○ 地震活動の状況

 今回の地震(M6.7)の発生以降、20日11時現在の地震の回数は、最大震度7が1回、最大震度5弱が1回、最大震度4が15回、最大震度3が29回、最大震度2が74回、最大震度1が141回、計261回となっています。
 今回の地震(M6.7)の震源を含む南北約30kmの領域で地震活動が継続しています。

※地震回数は、後日の調査で変更になることがあります。



図表等を含めた資料全文につきましては、下記の「資料全文」をご参照下さい。

問い合わせ先

気象庁 地震津波監視課
電話 03-3284-1743

資料全文


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