雨量分布の予報を15時間先まで延長します ~夕方の時点で翌朝の雨量分布が把握可能に~
報道発表日
平成30年6月14日
概要
気象庁は、6月20日11時から、降水短時間予報をこれまでの6時間先までから15時間先までに延長します。この情報は、気象庁ホームページの「今後の雨」ページよりご覧いただけます。
本文
気象庁は、大雨による災害から早めに避難行動を取る際に役立てることができるよう、6月5日に運用を開始した新しいスーパーコンピュータを利用して、降水短時間予報をこれまでの6時間先までから15時間先までに延長する改善を行います。
また、延長した降水短時間予報は、気象庁ホームページの「解析雨量・降水短時間予報」ページをリニューアルした「今後の雨(降水短時間予報)」ページで提供します。このページでは、既存の危険度分布や高解像度降水ナウキャストと同じように、パソコンやスマートフォンなどを用いてご覧になりたい地域を自由に拡大・縮小して確認できるようにするなどの改善を行います。
これらの改善により、日常生活では、朝出かける前に夜までの雨の予報を確認する、夜寝る前に翌日午前中の雨の予報を確認するという利用ができます。また、防災対応においては、台風等により夜間から明け方にかけて大雨が予想される場合に、大雨となる時間帯や場所の見込みを前日夕方の時点で把握できるようになります。
提供開始日時等の詳細は以下のとおりです。
- 提供開始日時
平成30年6月20日(水)11時(予定) - 気象庁ホームページにおける掲載ページ
https://www.jma.go.jp/jp/kaikotan/
※提供開始日時までは、上記ページに活用例等を掲載しています。
気象庁ホームページにおける表示の変更点や延長した雨量予測の活用例については、資料全文の別紙をご覧ください。
問い合わせ先
気象庁予報部予報課 担当 橋口
03-3212-8341(内線3390)