新しいスーパーコンピュータの運用を開始します
報道発表日
平成30年5月16日
概要
気象庁では、6月5日に新しいスーパーコンピュータの運用を開始します。今後、このスーパーコンピュータを活用し、台風の影響や集中豪雨の発生可能性をより早い段階から精度良く把握するための防災情報の改善や、日常生活・社会経済活動の様々な場面で幅広く利活用される各種気象情報の更なる改善に取り組んで参ります。
本文
気象庁では、より精度良く気象予測を行うために、これまでに比べて気象計算のプログラムを約10倍の速度で処理する能力をもち、より多くのデータを高速に扱うことのできる新しいスーパーコンピュータの運用を6月5日から開始します。
気象庁のスーパーコンピュータは、目先から数ヶ月先までの気象予測や気候変動の監視・予測に必要な様々な数値計算を行うもので、防災・日常生活・社会経済活動の様々な場面で幅広く利活用されている各種気象情報の根幹を支えるものです。
今後、気象庁では新しいスーパーコンピュータを活用し、台風の影響や集中豪雨の発生可能性等を早い段階から精度良く把握できるようにすることや、数週間先から数ヶ月先までの予測情報等を順次改善することで、防災・日常生活・社会経済活動の様々な場面で幅広く利活用される各種気象情報の更なる改善に取り組んで参ります。
スーパーコンピュータ 主系 | スーパーコンピュータ 副系 |
問い合わせ先
気象庁予報部業務課 担当 山本・飯塚
03-3212-8341(内線3119・3352)