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2016年4月以降の中国長江流域の多雨について ~インド洋熱帯域の対流活動に伴う大気の流れの変化が影響~

報道発表日

平成28年7月28日

本文

 中国の長江中・下流域では、2016年4月以降、平年に比べて降水量が多い状態が続き、流域の観測点で平均した積算降水量は最近20年間で最も多くなりました。

 その要因として、インド洋熱帯域で平年より海面水温が高く対流活動が活発だったことと関連して、日本の南の太平洋上で高気圧の勢力が強まり、長江周辺に暖かく湿った空気が流れ込みやすい状況が持続したことが考えられます。

 気象庁では、今後も日本や世界の社会経済に大きな影響を与える異常気象について、その発生状況や要因分析に関する情報を提供してまいります。

詳細は下記の「資料全文」をご参照ください。

問い合わせ先

気象庁 地球環境・海洋部 気候情報課 異常気象情報センター
03-3212-8341(内線3158)

資料全文


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