「警報級の可能性」など新しい気象情報の提供に向けて　～「新たなステージ」に対応した防災気象情報の改善～

平成２８年５月２０日

　気象庁では、気象警報等に関連して「危険度を色分けした時系列」及び「警報級の可能性」の提供を、平成29年度出水期を目途に開始する計画です。これに向けて、現在準備を進めています。

　　気象庁では、平成27年7月の交通政策審議会気象分科会提言「「新たなステージ」に対応した防災気象情報と観測・予測技術のあり方」を受け、気象警報等に関連する以下の情報について、平成29年度出水期を目途に提供を開始する計画です（情報の詳細は別紙）。

①「危険度を色分けした時系列」
　警報級や注意報級の現象が予想される期間を色分けした、時系列の表形式による情報

②「警報級の可能性」
　「明日まで」及び「明後日以降」の警報級の現象となる可能性を「高」や「中」で伝える情報


　提供開始までのスケジュールは以下のとおり予定しています。

・平成28年度出水期には、自治体等関係機関に試験的に御覧いただき、その御意見を踏まえつつ、情報の効果的な利用方法や気象庁ホームページにおける表示などを検討し、準備を進めます。

・平成28年度冬頃には情報の効果的な利用方法や表示例を気象庁ホームページでお知らせします。

・平成29年度出水期を目途に、情報の発表を開始するとともに、気象庁ホームページでの提供を開始します。

気象庁予報部業務課気象防災情報調整室
03-3212-8341（内線3115）